本書は「セクハラ」「パワハラ」を職場からなくすため、マンガを用いてセクハラ・パワハラの実態とその対応策を考えることを目的として制作した研修用テキストの要素を兼ね備えた書籍です。
マンガの題材には、「パワハラ」という言葉の創造者で、研究と防止策の第一人者である（株）クオレ・シー・キューブの岡田康子氏が、どの職場でもありそうな18事例を厳選。ハラスメントのない働きやすい職場の実現に寄与する一冊です。
著者
（株）クオレ・シー・キューブ
代表取締役 岡田 康子
講 師 木村 節子
2016年8月10日 第4刷
「セクハラ・パワハラ」のない快適な職場づくりのために
職場のセクハラとは何か
第１講 セクハラからの自己防衛
第２講 セクハラをしないために
第３講 セクハラと労災認定の見直し
■columnⅠ 多様化するセクハラ
第４講 職場のセクハラと会社の責務
第５講 ジェンダー・ハラスメントとセクハラ
第６講 対等なパートナーとして関わる
■columnⅡ パワハラ対策の動向
■columnⅢ パワハラになる言動とは
第７講 パワハラが起きると
第８講 パワハラの加害者
第９講 パワハラからの自己防衛
第10講 無意識のパワハラを防ぐ
第11講 パワハラと指導の違い
第12講 パワハラにならない指導をするために
第13講 パワハラが起きない職場づくり
第14講 パワハラにならないためのコミュニケーション
第15講 企業トップのとるべき対応
第16講 相談体制の構築のポイント
第17講 部下からセクハラ相談を受けた時のポイント
第18講 ハラスメントによるメンタルヘルス問題を防ぐ
■columnⅣ 研修をすすめるにあたって
参考資料
（株）クオレ・シー・キューブ
岡田 康子
1978年中央大学文学部卒業。2001年早稲田大学ＭＢＡ取得、2008年同経営大学院博士課程修了。
1988年より新規事業のコンサルティングを行う(株)総合コンサルティングオアシス代表取締役。
1990年女性の活躍推進やハラスメント対策の総合コンサルティングを行う(株)クオレ・シー・キューブを設立。2001年よりパワーハラスメントという言葉を創造しその研究と防止に取り組んでいる。2011年厚生労働省「職場のいじめ嫌がらせ問題に関する円卓会議」委員。パワハラに関する研究、執筆、講演など多数の実績を有する。
主な著書に「上司と部下の深いみぞ」紀伊国屋書店「上司殿！それはパワハラです」「パワーハラスメント」日本経済新聞社などがある。
木村 節子
993年恵泉女学園大学人文学部卒業後、大手機械メーカー2社にて営業部門・人材育成部門の勤務を経験。
2004年以降、大学生から社会人までの採用・人材育成や、(株)クオレ・シー・キューブのハラスメント対策講師として活動中。
2012年より、筑波大学大学院修士課程にてストレスマネジメントの研究を行っている。
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