働く高齢者の安全・健康管理
-ハード・ソフトの改善で生涯現役を目指す-
本書は、理論や理屈は後に回し、高齢者にとって必要・不可欠な設備の改善方法、具体的な取り組み方法などの、すぐに取りかかるべき具体策を中心に解説しております。
さらに必要性に高い方からやるべきことを順番に並べましたので、職場で該当するものから実施することができます。高齢者だけでなく、すべての年齢層の労働者にとって有用なものとなっています。
東内 一明 著
-ハード・ソフトの改善で生涯現役を目指す-
本書は、理論や理屈は後に回し、高齢者にとって必要・不可欠な設備の改善方法、具体的な取り組み方法などの、すぐに取りかかるべき具体策を中心に解説しております。
さらに必要性に高い方からやるべきことを順番に並べましたので、職場で該当するものから実施することができます。高齢者だけでなく、すべての年齢層の労働者にとって有用なものとなっています。
東内 一明 著
(1) 転倒防止
(2) 挟まれ・巻き込まれ防止策
(3) 墜落・転落防止柵
(4) 階段の安全
(5) 通路の整備
(6) 交通事故防止策
(7) 通路としてのハシゴ道、階段とハシゴ道の中間段階のものの取り扱い
(8) 切れ・こすれ災害対策
(9) 張力補完策
(10) 薄明順応低下補完策
(11) 視力低下補完策
(12) 休養・休憩室の設置
(1) 教育制度における配慮(学習能力・記憶力補完対策)
(2) 高齢労働者のリスクについての認識と対応策の訓練
(3) 重量物取り扱い方法における配慮
(4) 作業標準の明確化
(1) 不自然な作業姿勢への配慮
(2) 立位作業の減少
(3) 余裕のある手と腕の範囲で必要なものを配置
(4) 個人に合わせて調整できる椅子、机、作業台、工具等の提供
(1) 高齢者の配置・配属における配慮(職場におけるヒヤリングの積極的な実施)
(2) 作業時間の配慮
(3) 適度な休憩・休息時間の設定
(4) 高齢者が夜勤した場合の休日の配慮
(5) 高齢者のペースに応じた仕事量の設定と作業スピード、高齢者の自主的な判断の尊重
(6) 新職場への早期の適応への配慮
(1) 職場関連施設での配慮
(2) 通路・階段での配慮
(3) 聴力低下への施設的配慮
(4) 熱中症への配慮
(1) 整理
(2) 整頓
(3) 清掃
(4) 清潔
(5) 躾
(1) ヘルスの重要性
(2) 健康診断の実施
(3) 健康診断実施後の処置
(4) 事後措置の決定等
東内 一明(ひがしうち かずあき)
昭和41年熊本大学卒業後、旧労働省入省。労働基準監督官に任官し、各地の労基署に勤務。
昭和58年須崎労基署長、平成7年熊本労働基準局長、平成10年茨城労働基準局長等を歴任。
平成11年旧労働省退官。
その後、中小企業国際人材育成事業団常務理事・東亜建設工業顧問を経て、現在、東鉄工業、不二家、マクドナルド、ア・ファクトリーの安全管理などを主担当とする顧問等を勤めている。
編・著書等
「介護労働者の労働時間管理」介護労働安定センター
「安全衛生管理モデル規程・文例集」新日本法規出版
「企業における労務監査の手引」新日本法規出版
「実は危険な飲食店職場」労働新聞社
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