知らないと損! 働くみんなの労働法

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本書は、長年労働法の相談に対応してきた筆者が、働く人向けに「職場の問題解決に必要なこと=労働法の正しい知識」を解説しています。
労働時間、賃金、育児・介護、セクハラ、解雇など職場の具体的な労働問題を88のQ&Aで解説。問題解決の根拠となる法令や判例も収載し、改善のための社外の相談先もケースごとに案内。
イラストや図表を使用したわかりやすい内容で、社員やパートさんなど働く側だけでなく、職場に問題を抱える管理職や人事労務担当者にも読んでいただきたい一冊です。

園田 裕彦 著
2015年12月7日2刷

※絶版により、電子書籍のみの販売となっております。

判型・ページ数:A5判/240ページ 発売日:2015年06月03日|価格:1,980円(税込) ISBN:978-4-89761-563-9 C2036 Y1800E
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    第1部 基本編:労働法をどう自分に役立てるか

     基本1 労働法とは何か
     基本2 労働法を労働条件の改善にどのように活用するか――本書の使い方
     基本3 具体的に会社に問題点を指摘するときは、どのように行えばよいか
     基本4 自力で改善できない場合、誰に相談や助けを求めるか
     基本5 労働法の判断根拠となる「法令」「通達」「判例」とは何か

    第2部 職場で問題となるシーン別に見たQ&A

    ◆採 用
     Q1 採用内定後に辞退したら、採用や研修にかかった費用を弁償しなければならないのか
     Q2 企業側の内定取り消しが認められるのはどのような場合か
     Q3 入社前研修には、出なければならないか
     Q4 雇入時の健康診断で病気が見つかった場合、採用を取り消されるのか
     Q5 身元保証人は、どこまで責任を取るのか? 巨額の損害についても全額を賠償しなければならないのか
    ◆労働条件
     Q6 実際に働いてみたら求人広告の労働条件と違っていたが、正せないか
     Q7 勤め始める際に、労働条件をどう確認するか
     Q8 労働条件は就業規則の形で示される必要があるか。また、パート・アルバイトであっても就業規則は必要か
     Q9 パート・アルバイトに正社員の労働条件が適用されるのはどんな場合か
    ◆試用期間
     Q10 「最初の3カ月は試用期間だから、仕事ぶりが悪いと辞めさせるからね」と言われたが、法的に許されるのか
     Q11 試用期間後に本採用になる際「賃金を減額する」と言われたが、これは法的に認められるのか
    ◆賃 金
     Q12 賃金が安すぎて問題になることはないのか
     Q13 賃金支払いの5原則とは何か
     Q14 今月は資金繰りが厳しいので、給料は来月まとめて支払うと言われたが、待たねばならないのか
     Q15 賃金から「通信費」「研修費」や「振込手数料」を引くと言われたが、賃金からの天引きは許されるのか
     Q16 何かミスして会社に損害を与えた場合、賃金から損害分を引かれるのか
     Q17 仕事のミスを理由に罰として「今月と来月、賃金1割減給」と言われた
     Q18 「君は降格なので、賃金を減額する」と言われた
     Q19 賃金の減額など、労働条件を不利益に変更すると言われた
     Q20 パートの時給を減額するとし、OKしない場合、解雇すると言ってきた。また、解雇ができなくても、契約更新時に時給を減額すると言う
     Q21 店の内装工事で3日間休業するため、その分賃金カットすると言われた
     Q22 支給日前に退職した場合、賞与(ボーナス)は支払われないのか
    ◆労働時間
     Q23 労働時間とは何か? 朝礼や体操、研修時間や仮眠時間も労働時間か
     Q24 労働時間の基本的ルールとは何か
     Q25 「うちは変形労働時間制だから1日10時間働いても残業代は付かない」と言われた
     Q26 休憩時間とは何か? 昼休みに電話番をしていても休憩時間になるのか
     Q27 休日の基本的ルールとは何か? 休日に行う運動会や地域行事への参加、ボランティア等は休日出勤になるのか
     Q28 どのような場合に残業(時間外労働)や休日労働をさせられるのか
     Q29 残業命令は断れないのか
     Q30 時間外・休日労働協定があれば、いくらでも残業させられるのか
     Q31 時間外・休日労働と深夜労働の「割増賃金」とは何か? 早朝出社でももらえるのか
     Q32 残業は「30分単位」で付けて30分未満は切り捨てろと言われた
     Q33 会社から残業はなるべく付けず、付けても月10時間までと指導された
     Q34 君は外回り営業だから残業代は付かないと言われたが、外勤者は皆、残業代が付かないのか
     Q35 外勤の「みなし労働時間制」でも残業代が付くのはどんな場合か
     Q36 君は裁量労働制だから残業代は付かないと言われた
     Q37 残業代は「特別手当」に含まれており、それ以上は付かないと言われた
     Q38 あなたは年俸制なので残業代は付かないと言われた
     Q39 休日に働いたが「代休をあげるから、休日手当は付かない」と言われた
     Q40 まだ、入社1年なのに店長を任され「あなたは管理監督者だから、残業代も休日割増賃金も付かない」と言われた
     Q41 過酷な長時間労働をさせる
    ◆年次有給休暇
     Q42 年次有給休暇とは何か? アルバイトには認められないのか
     Q43 年休の利用目的を聞かれ、「遊びが理由では認められない」と言われた
     Q44 年休を申し出たが「人手が足りないのでムリ」と言われた
     Q45 年休を取ったら賞与を減額された
    ◆女 性
     Q46 アルバイトでも生理休暇を取れるか
     Q47 女性の深夜労働は特に規制がなく、男性同様にさせられるのか
     Q48 妊娠・出産に関するルールとは何か? それはパートや派遣社員、また管理職でも認められるか
    ◆育児・介護
     Q49 育児に関するルールとは何か? それはパートや派遣社員、また管理職でも認められるか
     Q50 介護に関するルールとは何か? それはパートや派遣社員、また管理職でも認められるか
     Q51 育児休業、介護休業を申し出たが「人手がないのでムリ」と言われた
     Q52 育児休業・介護休業中の経済的支援はどのようなものがあるか
     Q53 育児休業から復職し不本意な職務に異動させられた。拒否できるか
    ◆定期健康診断
     Q54 非正規社員でも定期健康診断は受けられるか
    ◆セクハラ・パワハラ
     Q55 セクハラとは何か? セクハラに遭った場合、どうすればよいか
     Q56 いじめやパワハラに遭った場合、どうすればよいか
    ◆配置転換
     Q57 納得のいかない配置転換(転勤)を言われたが、どうすればよいか
    ◆懲戒、退職、解雇
     Q58 会社業績が悪く、しつこく退職を勧められるが、辞めるしかないのか
     Q59 懲戒とは何か? 会社から懲戒を言い渡されたら、どうすべきか
     Q60 私生活の非行を理由に懲戒されることがあるか
     Q61 懲戒解雇は、どのような場合になるのか? 懲戒解雇だと、解雇予告手当や退職金もなくなるのか
     Q62 退職したくて「1カ月後に辞めたい」と言っても受け付けてくれない
     Q63 会社の許可なく辞めた場合は「損害賠償を請求する」あるいは「退職金を払わない」と言われた
     Q64 退職を申し出たら「退職日を1カ月先に変更してくれ」と言われた
     Q65 退職に先だって、残っている年休をすべて取得しようとしたら「引き継ぎが必要なので、取得は認めない」と言われた
     Q66 「同業他社に転職する者には、退職金は支払わない」と言われた
     Q67 解雇とは何か? 会社から解雇を言い渡されたら、どうすべきか
     Q68 会社から懲戒解雇を言い渡されたら、どうすべきか
     Q69 「経営が厳しいため人員削減を行う」と、会社から解雇を言い渡された
     Q70 妊娠したことを告げたら「今後いろいろと周りに迷惑がかかるので、残念だが辞めてくれ」と言われた
     Q71 解雇予告とは何か? 会社から2週間後の解雇を言い渡されたが、解雇予告手当はなし。どうすればよいか
     Q72 パートの契約期間途中で解雇を言われたが、辞めるしかないのか
    ◆パート等と正社員の差別待遇
     Q73 正社員とパートに賃金等の労働条件の格差があっても仕方ないのか
     Q74 パートや契約社員は、何年働いても「契約更新は今回まで」と言われれば、それでおしまいなのか
    ◆社会・労働保険
     Q75 社会・労働保険とは何か
     Q76 社会・労働保険には、パートも入れるのか
     Q77 健康保険とは何か? 労働者に何をしてくれるのか
     Q78 厚生年金保険とは何か? 労働者に何をしてくれるのか
     Q79 労災保険とは何か? 労働者に何をしてくれるのか
     Q80 どのような場合に労働災害(業務災害)になるのか
     Q81 どのような場合に通勤災害になるか
     Q82 労働災害・通勤災害に遭った場合、どうすればよいか
     Q83 会社から「労災保険に入っていない」ので給付は受けられないと言われた
     Q84 雇用保険とは何か? 労働者に何をしてくれるのか
     Q85 失業した場合、どうすればよいか
     Q86 会社が倒産した場合、どうすればよいか
    ◆労働組合
     Q87 「労働組合に入るな。労働組合に入るならクビにする」と言われた
     Q88 「社外の労働組合との話し合いには応じない」と言われた

    会社の方に読んでいただきたいこと
      ――労働法を守らないことで、企業はどれほど大きなものを失い、自社の成長を阻害しているか
    外部の主な相談先窓口
    参考図書、参考サイト

  • 著者プロフィール

    園田 裕彦(そのだ ひろひこ)

    ・人と組織の幸せを考える会 代表。1956年生まれ。
    ・厚生労働省所管の一般財団法人労務行政研究所にて、企業の人事制度コンサルティング部門長、人事労務専門誌『労政時報』の編集長を歴任。読者からの労働法の質問に回答。労働法データベース「労働法ナビ」の作成プロジェクト・リーダーを務めた後退職し、現在は、労働組合や企業の管理職等に、労働法の知識や、企業の成長につながる組織作りについて研修やコンサルティング等を行う。

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