製造現場等におけるイラストで学ぶリスクアセスメント 第1集

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本書は「安全スタッフ」で2011年から続く人気の高い連載記事「イラストで学ぶリスクアセスメント」から精選し、加筆・修正を加えたものです。
製造業を主としたあらゆる業種の事業場の安全管理者、管理監督者、安全担当者、職場のリーダーのために、災害事例・重大ヒヤリ等に基づくリスク評価とリスク低減措置の具体的な対策案74を、多数のイラストで示しできるだけ分かりやすく解説しました。
各事業場で職場の実情に合わせた見直しや安全な状態・方法の確保など、安心して作業ができる職場づくりや指導等にぜひ本書をご活用ください。

中野 洋一 著

※改訂版が2020年12月24日に発売となります。
こちらのページ からご注文を承っております。

判型・ページ数:B5判/264ページ 発売日:2016年11月18日|価格:1,980円(税込) ISBN:978-4-89761-631-5 C2058 Y1800E
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    はじめに

    序 章 製造業の労働災害の現状とリスクアセスメント
    製造業
    製造業の労働災害
    安全用語について
    なぜ(Why)、リスクアセスメントが必要か
    リスクアセスメントの基本的な手順
    リスク評価基準とリスクレベル算定基準

    第1章 機械設備
    1.撹拌機の巻き込まれ災害
    2.縦型業務用撹拌機での災害
    3.伝導装置の巻き込まれ災害
    4.卓上ボール盤の災害
    5.卓上ボール盤の落下災害
    6.両頭グラインダの災害
    7.携帯用グラインダの災害
    8.高速切断機による災害
    9.携帯用丸のこの災害
    10.ベビーコンプレッサーの災害

    第2章 運搬用機械設備
    1.フォークリフトの激突災害
    2.フォークリフトのはさまれ災害
    3.フォークリフト走行時の災害
    4.フォークリフトの転倒と荷崩れ災害
    5.リーチフォークの転落災害
    6.リーチフォークの激突され災害
    7.リーチフォークの墜落災害
    8.リーチフォークの激突災害
    9.ピッキングフォークリフトの災害
    10.玉掛け不良による災害
    11.長尺物玉掛け時の災害
    12.テルハ作業での墜落災害
    13.天井クレーンからの落下災害
    14.トラックのあおりからの墜落災害
    15.タンクローリーの墜落災害
    16.リフターピット内のはさまれ災害
    17.リフター端部でのはさまれ災害
    18.移動式リフターのはさまれ災害
    19.手押し台車の逸走による激突災害
    20.コンベヤーのはさまれ災害

    第3章 電気設備
    1.分電盤の感電災害
    2.コードリールの電気火災
    3.扇風機の電気火災
    4.金属製換気扇の巻き込まれ災害
    5.ガラス器具運搬中の転倒災害

    第4章 溶接作業
    1.アーク溶接の感電災害
    2.アーク溶接の火花による災害
    3.高所での半自動溶接時の墜落災害

    第5章 設備と環境
    1.通路内の点検孔からの墜落災害
    2.最上階の踊り場での災害
    3.らせん階段からの墜落・転落災害
    4.階段はしごからの墜落災害
    5.安全パトロール時の災害
    6.階段と階段周辺での災害
    7.天井裏入口付近での災害
    8.移動はしごの墜落災害
    9.固定はしごの墜落災害①
    10.固定はしごの墜落災害②
    11.高架水槽点検での墜落災害
    12.小型水槽点検時の墜落災害
    13.屋外の大型受水槽での災害
    14.球形の高架水槽での墜落災害
    15.屋外照明の電球交換での墜落災害
    16.外灯の電球交換での墜落災害
    17.主枝落とし作業で第三者被害
    18.トタン屋根等からの墜落災害
    19.スレート屋根の踏み抜き等の災害
    20.蛍光灯交換時の墜落災害
    21.窓拭き作業時の墜落災害
    22.踏台の不適正な使用による災害
    23.階段での作業台使用による災害
    24.踊り場上での専用脚立使用の災害
    25.大地震のパニックによる重大災害
    26.作業台からの近道行為による災害
    27.高所の鋼台端部からの墜落災害
    28.階段形状の昇降設備での災害
    29.スズメバチさされの刺傷災害
    30.硫化水素中毒の災害

    第6章 高所作業等
    1.安全ブロックの不適切使用の災害
    2.不適切な安全帯使用の災害
    3.床面開口部からの墜落災害
    4.吹き抜け開口部での墜落災害
    5.高木剪定作業中の墜落災害
    6.主枝剪定作業中の墜落災害

    むすび

    索 引

    コラム
    Column ① フォークリフト作業の安全5(ファイブ)
    Column ② 玉掛け用具と玉掛けの方法
    Column ③ トラック運転手の皆さんへ〔安全運転5(ファイブ)〕
    Column ④ 酸素濃度と酸素欠乏症の症状等との関係(表)
    Column ⑤ 硫化水素の濃度と部位別作用等(表)
    Column ⑥ 災害発生のメカニズム〔災害は人とエネルギーとの衝突(接触)〕

  • 著者プロフィール

    1943年1月:埼玉県所沢市に生まれる。
    1965年3月:神奈川大学工学部機械工学科卒業。同年4月中堅ゼネコンに入社し、1999年まで、主に公共の土木工事の多工種の現場勤務と、支店・本店の安全環境部に勤務し、社外協力として建設業界の各種委員を歴任。この間に労働安全コンサルタントを取得。
    1999年5月に中災防の安全管理士となり2012年6月に退職、現在は労働安全コンサルタント・中災防安全衛生エキスパートとして、安全診断、安全教育、安全講話、図書の執筆〔*〕と、監修指導、複数事業所の作業手順書の作成等に従事。
    2016年10月に「緑十字賞(中央労働災害防止協会)」を受賞。
    〔*〕雑誌の連載執筆は、労働新聞社『安全スタッフ』以外に、中災防の月刊誌『安全と健康』に2015年まで「身近な(続:身近な)リスクにフォーカス」は28回、2016年は『安全衛生のひろば』に「身近なリスクにフォーカス:実践編(12回)」を執筆。
    〔主な執筆図書と監修指導した小冊子〕
    ・『なくそう!墜落・転落・転倒(第6版)』(中央労働災害防止協会)
    ・『安全確認ポケットプック6冊:①「墜落・転落災害の防止」、②「酸欠等の防止」、③「玉掛け・クレーン等の災害の防止」、④「フォークリフト災害の防止」、⑤「はしご・脚立等の災害の防止」、⑥「工作・加工機械の災害の防止」』(中央労働災害防止協会)
    ・『安全就業のためのチェックポイント』(全国シルバー人材セン夕ー)
    ・『墜落・転落・転倒(災害ゼロに向けて)』(地方公務員安全衛生推進協会)
    ・『高所作業のべからず65』(絶版)(日本能率協会コンサルティング)

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