建設業におけるヒューマンエラー防止対策事例集 改訂第2版

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近年、建設労働者の未経験者の増加、高齢化と外国人労働者の増加等で、労働災害は、増加傾向にあり、墜落・転落、重機・クレーン、崩壊・倒壊といった三大災害による死亡者数は、現在も約80%を占めています。また、災害発生要因として、労働者の不安全行動(ヒューマンエラー)に起因する災害が多く発生しています。
本書は平成24年に初版第2刷を出版しましたが、災害内容が多様化し、安全対策・ヒューマンエラー対策もより効果的・有効性のある対策が多く出てまいりましたので、今回これらを整理・改訂しました。
改訂にあたり、対策事例は、「 教育を通じた対策」「 協調、強化に基づく対策」 「模範の教示による対策」「工学的な対策」の4つに分類しています。
本書がヒューマンエラーによる災害防止のために、より多くの皆さんに活用して頂ければ幸いです。

建設労務安全研究会 編

判型・ページ数:A4判/100ページ 発売日:2023年10月04日|価格:1,650円(税込) ISBN:978-4-89761-945-3 C2036 ¥1500E

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    建設業におけるヒューマンエラー防止対策事例集 改訂第2版にあたり

    第1章 ヒューマンエラーについて
    1.ヒューマンエラー防止対策の必要性
    2.ヒューマンエラーの発生要因と対策例
    ヒューマンエラーの12要因
    【本書の主な構成と活用方法】
    第2章 ヒューマンエラーによる労働災害事例(30事例)
    1.ヒューマンエラー労働災害事例
    2.労働災害事例の選定方法
    3.ヒューマンエラー労働災害事例の集計結果と傾向
     事例シート h1分類 無知・未経験・不慣れ
    事例No.1  背後から接近した作業員にバックホウキャタピラが接触
    事例No.2  はしご昇降時、はしごが傾き墜落
    事例No.3  大払ししたくさび式足場をオペレータが解体中に崩壊
     事例シート h2分類 危険軽視・慣れ
    事例No.4 鉄骨大梁間を移動中に墜落
    事例No.5 デッキ溶接作業中、後ろ向きに移動して端部から墜落
    事例No.6 トンネル軌道上で台車のバッテリー交換中、別台車が進入し挟まれ
    事例No.7 可搬式作業台昇降時、足を踏み外して墜落
    事例No.8 可搬式作業台上で足を踏み外し墜落
    事例No.9 斜路で積載型トラッククレーンが逸走し、止めようとした運転手が被災
    事例No.10 大型土のうを引っ張った時に後ろ向きに転倒
    事例No.11 プラスターボード上に置いた脚立足場の脚が外れて墜落
     事例シート h3分類 不注意
    事例No.12 緊張用ジャッキを外した時、足上に落下
    事例No.13 玉外し状況未確認のままクレーンを巻き上げ吊荷が転倒
    事例No.14 床開口養生蓋を移動しようとして開口部から墜落
    事例No.15 高所作業車上昇時、吊りボルトに激突
     事例シート h4分類 連絡不足
    事例No.16 鋼管杭と圧入用ヤットコの調整中オペレータが巻き下げ操作をして挟まれ
     事例シート h5分類 集団欠陥
    事例No.17 ストッパーがかかっていない台車が動いて床段差で転倒
     事例シート h6分類 近道・省略行為
    事例No.18 バックホウを降りようとした時、操作レバーを動かし機体が旋回し接触
    事例No.19 立入禁止開口部端部を歩行中に墜落
    事例No.20 足場建地を昇降し、足を踏み外して墜落
    事例No.21 外部足場から建屋鉄骨に乗り移る時に墜落
    事例No.22 未固定のデッキ上に乗り、デッキが外れて墜落
     事例シート h7分類 場面行動
    事例No.23 吊り治具がヘルメットに接触し、咄嗟に動いて手すりに顔が激突
    事例No.24 プラスチックベニヤ養生に足を掛けて踏み抜き
     事例シート h8分類 パニック
    事例No.25 生コン車退場時、シュートがポンプ車にぶつかりそうになり咄嗟に動いて挟まれ
     事例シート h9分類 錯覚
    事例No.26 クレーン仕様バックホウでPC杭玉掛け中、オペレータが吊り上げて挟まれ
     事例シート h10分類 中高年の機能低下
    事例No.27 敷鉄板上移動中、段差部につまずき転倒
    事例No.28 根切り底移動中、足を滑らせ転倒
     事例シート h11分類 疲労
    事例No.29 梁型枠を跨いだ時、段差につまずき梁底に墜落
     事例シート h12分類 単調作業による意識低下
    事例No.30 車両タイヤ洗浄中、後ろにあったカラーコーンにつまずき転倒
    第3章 ヒューマンエラー対策事例(38事例)
    1.対策事例の区分け
    2.ヒューマンエラー対策事例の集計結果と傾向
    「ヒューマンエラー分類とその対策事例」一覧表
     1.教育を通じた対策事例
    事例No.1  災害事例を用いた、教育・訓練(なぜなぜ分析)
    事例No.2  経験年数3年以下作業員への「+1(プラスワン)の教育」の実施
    事例No.3  危険体感教育の実施
    事例No.4 危険体感語り部カーによる危険意識向上
    事例No.5 注意喚起ポスターの作成
    事例No.6 「重大災害カレンダー」の配布、掲示
    事例No.7 「ヒューマンエラー防止展開シート」の作成、展開
    事例No.8 「転倒しやすい場所マップ」の作成と掲示
    事例No.9 未習熟者に対する電動工具取り扱い教育
    事例No.10 可搬式作業台等、適正使用教育の実施
    事例No.11 ヒヤリハット事例収集アプリの開発と事例の活用
    事例No.12 外国人労働者に対する母国語での安全衛生教育
     2.協調・強化に基づく対策事例
    事例No.13 思いやり声かけ運動
    事例No.14 「声かけリーダー」の任命による注意喚起
    事例No.15 「安全一声(ひとこえ)運動」の実施
    事例No.16 鋼製リン木材黄色着色による危険個所の見える化
    事例No.17 敷鉄板段差部の「見える化」
    事例No.18 段差部の見える化による転倒防止
    事例No.19 開口部の養生と表示
    事例No.20 新規就業者(新規参入者)用へルメットシールによる識別
    事例No.21 ヘルバンドによる有資格者の見える化
    事例No.22 高齢者、未熟練者、年少者等の識別
    事例No.23 「私の安全宣言」の活用および作業場への掲示
     3.模範の教示による対策事例
    事例No.24 「言える化 聞ける化」運動
    事例No.25 新規入場者への「新規入場者意識付け活動」
    事例No.26 指差呼称の定着に向けて「指差呼称定着エリア」の設置
    事例No.27 可搬式作業台の使用ルールの実物掲示
    事例No.28 始業前現地での「一人KY」の実施
    事例No.29 脚立の単独使用は原則禁止
    事例No.30 WBGT値を活用した行動基準(休憩回数等)の設定
    事例No.31 現場ルールの見える化
     4.工学的な対策事例
    事例No.32 足場の隙間に専用のカバーを設置
    事例No.33 可搬式作業台(立馬)の転倒防止対策
    事例No.34 可搬式作業台からの墜落災害防止
    事例No.35 受電後のキュービクル施錠管理
    事例No.36 高所作業車の挟まれ防止装置DDL1
    事例No.37 Webカメラを活用した不安全行動の監視
    事例No.38 魔の時間帯「作業開始1時間前後」に安全を意識させる取組み
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