第1章 地方の会社経営はナゼ難しい
1 地方の会社&社員の特徴
(1)大人しい人が多くあまり自己を主張しない
(2)平均年齢が高く変化を嫌がる
(3)デジタル化が遅れている
2 地方の経営課題とは
(1)人がいない
(2)生産性が低い
(3)結果利益が残らず資金が乏しい
3 これから進むべき人事戦略を描く
第2章 地方の特性を活かした採用に本気で取り組むべし(採用支援)
1 つながりを活かしたリファラル採用
(1)なぜ地方はリファラル採用なのか
(2)リファラル採用の運用法
2 UIJターン希望者を応募させるハローワークインターネット活用術
(1)ハローワークインターネットサービスとは
(2)オンライン自主応募を可にするとどうなる
(3)ハローワーク紹介状を無しにしなければならないワケ
(4)オンライン面接に対応すべき理由
3 つながりを活かしたアルムナイ採用
(1)退職者の再雇用も検討する時代
4 外国人雇用も積極的に検討すべし
(1)技能実習と特定技能の違い
(2)技能実習と特定技能の現状と課題
(3)今後の育成就労・特定技能制度のイメージ
【現場からの声:ホライゾンヒューマンインベストメント株式会社】特定技能の登録支援機関に現状を聞いてみた
5 独自性の強い福利厚生制度を導入
(1)従業員の事情に考慮した福利厚生制度
(2)制度導入のメリット・デメリット
(3)ペット忌引き
(4)ペット休暇
(5)ペット扶養手当
(6)ペット同伴出勤
【現場からの声:A-VENTURES株式会社】地方の採用コンサルタントに現状を聞いてみた
【現場からの声:ディーシーティーデザイン】地方のHP&SNSの専門家に聞いてみた
第3章 これからは離職率の減少に全力投球すべし(定着支援)
1 新規採用のハードルが上がっている今、地方は特に退職者を出さないことに注力する
(1)離職の鉄板3理由をおさらい
(2)疎かになっているやりがい
(3)人間関係のこじれを見逃さない
(4)地方ならではの理由?
【現場からの声:株式会社テクノル】社員が働きやすい職場環境を目指して!
2 仕事ができる人を退職させないために
(1)評価を接遇等に反映させよう
(2)地方で人事評価制度がうまくいかないワケ
(3)地方にオススメの評価制度活用法
【現場からの声:社会福祉法人徳誠福祉会徳誠園】人事評価制度の難しさを聞いてみた
3 60代後半~70代でも元気なうちは働いてもらう
(1)高年齢者雇用確保措置とは
(2)再雇用しなくてもOKなケースとは
(3)高年齢者ならではの注意点および心身のケアは
(4)よく見かける1年契約にするワケ
(5)更新する・しないの判断基準とは
(6)60歳から1年契約で65歳(5年経過)になったら無期雇用になるのか
(7)就業規則の規定例
4 働き盛り世代の命を守る
(1)平均寿命全国最下位の青森県の課題とは
(2)経営主軸世代の健康を守るために
5 パワーハラスメントは経営リスク大
(1)地方の会社はパワハラが命取り
(2)パワハラの現状
(3)パワハラがなぜ問題なのか
(4)パワハラの基礎知識
(5)パワハラに該当する例、しない例
(6)パワハラを予防するために
(7)判例で学ぶパワハラ
(8)パワハラが発生したときは
6 出産後もスムーズに働いてもらうために
(1)無くならないセクハラ
(2)マタハラにもしっかり配慮すべし
(3)産休・育休の流れを事前に把握しましょう
7 賃上げが難しい会社が取るべき対応
8 給与計算担当者の負担を軽減する
9 中核を担う人材の介護離職を防ぐ
第4章 社員にイキイキと能力を100%発揮してもらうべし(モチベーション向上支援)
1 社員のモチベーションを上げ能力を100%発揮させる
(1)モチベーションアップの仕組み
(2)経営者がやりがいをつくる
(3)やりがいを高める地元への貢献感を明確に
(4)承認欲求を満たす
(5)働きやすさと働きがい
(6)異業種間インターンの効果
(7)クラウドサービスで気持ちを見える化
【現場からの声:株式会社精養軒】従業員満足度にこだわる経営者姉妹!
2 管理職の育成に力をいれる
(1)おとなしい社員が多く注意できない
(2)自分たちが育ったやり方と同じ若手育成手法では難しい時代に
(3)圧倒的に少ない管理職研修が重要なワケ
3 地方の会社の福利厚生術
(1)実情に合わせた福利厚生
(2)費用はかけなくても気持ちに届くものを
4 経営者自らモチベーションに刺激を
(1)業界団体等のより積極的なサポートを求む
(2)つながりを活かし、連携しながら能力を高めていこう
5 祭りの熱狂を日常にも
第5章 存続のキーワードとなる生産性を向上すべし(生産性向上支援)
1 特に地方で生産性向上が必要なワケ
(1)「1人当たり県民所得」と「1人当たり雇用者報酬」から探る
(2)企業経営の視点からみた「労働生産性」の考え方
(3)社会保険適用拡大に備えるべし!
【現場からの声:タグボート株式会社】経営者の熱量が地方を救う!
2 ムダ改革
(1)地方でムダ改革に取り組まないとダメな理由
(2)地方のムダ改革の現状とは
(3)そのサービス必要ですか
(4)「企業のムダ調査」から分かること
3 適切な価格設定を心がける
(1)生産性にも影響する価格決め
(2)値上げ交渉は人間関係を重視しよう
4 デジタルは肯定していこう
(1)社長が積極的に進めよう
【現場からの声:株式会社エフエム青森】いち早くクラウド化を推し進め効率的に
【現場からの声:株式会社ケアサークル】残業を減らすためにデジタル化を推進
【現場からの声:NPO法人あおもりIT活用サポートセンター】地方の現状を聞いてみた
【現場からの声:白神マタギ舎】青森県DX総合窓口に相談した事例
第6章 守備の要となるバックオフィスをレベルアップすべし(労務知識向上支援)
1 労働基準法をもっと活用しよう
(1)繁忙期を調整できる変形労働時間制とは
(2)定額残業代とは
(3)残業をさせるには労働基準監督署へ届出が必要
(4)週44時間働いても残業代必要なしの業種とは
(5)農業における労働基準法の適用除外とは
2 日常的によくある質問
(1)扶養者の範囲がよく分かりません
(2)能力が会社の基準に達しない社員がいて困っています
(3)退職届って必要なの?
(4)給与や労働時間を変えたいのですが、問題ないでしょうか?
(5)20年前に作ってそのままの就業規則、大丈夫でしょうか?
(6)勤怠管理のオススメはありますか?
(7)退職する際の有給休暇って取らせないとダメなの?
(8)従業員が社会保険に入りたくないと言ったら未加入でいいの?
(9)残業は許可制がオススメ
(10)従業員に「パワハラを受けて悩んでいます」と相談を受けたら
(11)忌引きで休んだ時って、給与はどうすればいいの?
(12)異動が不可?となる労働条件通知書とは
(13)労働基準監督署の調査って何を見られるの?
(14)勤務中にケガをしたら保険証を使ってもいいの?
3 給与計算の注意点
(1)残業の割増基礎単価とは
(2)6時間労働のパートスタッフが1時間残業したら割増発生?
(3)法定休日と所定休日って何?
(4)社会保険は翌月徴収?当月徴収?
(5)失念の可能性が高い社会保険の随時改定
(6)退職時はいつまで社会保険料を控除するのか
4 無料で経営相談ができる「よろず支援拠点」をフル活用
(1)経営に関する多くの課題に対応
5 後継者のことなら事業承継・引継ぎ支援センター
(1)若い社長へバトンタッチも検討しましょう