人手不足時代を生き抜く地方の会社の人事戦略

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人手不足・最低賃金上昇に負けないための、地方の会社特化の人事戦略を紹介!

地方の会社の経営者・人事担当者、社労士など、地方で働く方に向けた、
① 地方に密着して活動してきた社労士が
② 地方の特性に合わせた&地方の強みを活かす支援策を
③ 自らの実体験と会社・団体・専門家の事例を交えて語る
地方の会社に特化した人事戦略本です。
人の採用や定着、モチベーションの向上、生産性向上のためのデジタル化推進など、重要なテーマごとに支援策を解説し、またよくある質問に答える形で労務管理のポイントもまとめました。

社会保険労務士 本田 淳也 著

判型・ページ数:A5判/176ページ 発売日:2024年11月08日|価格:1,870円(税込) ISBN:978-4-89761-997-2 C2034 Y1700E

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    第1章 地方の会社経営はナゼ難しい

    1 地方の会社&社員の特徴
    (1)大人しい人が多くあまり自己を主張しない
    (2)平均年齢が高く変化を嫌がる
    (3)デジタル化が遅れている
    2 地方の経営課題とは
    (1)人がいない
    (2)生産性が低い
    (3)結果利益が残らず資金が乏しい
    3 これから進むべき人事戦略を描く

    第2章 地方の特性を活かした採用に本気で取り組むべし(採用支援)

    1 つながりを活かしたリファラル採用
    (1)なぜ地方はリファラル採用なのか
    (2)リファラル採用の運用法
    2 UIJターン希望者を応募させるハローワークインターネット活用術
    (1)ハローワークインターネットサービスとは
    (2)オンライン自主応募を可にするとどうなる
    (3)ハローワーク紹介状を無しにしなければならないワケ
    (4)オンライン面接に対応すべき理由
    3 つながりを活かしたアルムナイ採用
    (1)退職者の再雇用も検討する時代
    4 外国人雇用も積極的に検討すべし
    (1)技能実習と特定技能の違い
    (2)技能実習と特定技能の現状と課題
    (3)今後の育成就労・特定技能制度のイメージ
    【現場からの声:ホライゾンヒューマンインベストメント株式会社】特定技能の登録支援機関に現状を聞いてみた
    5 独自性の強い福利厚生制度を導入
    (1)従業員の事情に考慮した福利厚生制度
    (2)制度導入のメリット・デメリット
    (3)ペット忌引き
    (4)ペット休暇
    (5)ペット扶養手当
    (6)ペット同伴出勤
    【現場からの声:A-VENTURES株式会社】地方の採用コンサルタントに現状を聞いてみた
    【現場からの声:ディーシーティーデザイン】地方のHP&SNSの専門家に聞いてみた

    第3章 これからは離職率の減少に全力投球すべし(定着支援)

    1 新規採用のハードルが上がっている今、地方は特に退職者を出さないことに注力する
    (1)離職の鉄板3理由をおさらい
    (2)疎かになっているやりがい
    (3)人間関係のこじれを見逃さない
    (4)地方ならではの理由?
    【現場からの声:株式会社テクノル】社員が働きやすい職場環境を目指して!
    2 仕事ができる人を退職させないために
    (1)評価を接遇等に反映させよう
    (2)地方で人事評価制度がうまくいかないワケ
    (3)地方にオススメの評価制度活用法
    【現場からの声:社会福祉法人徳誠福祉会徳誠園】人事評価制度の難しさを聞いてみた
    3 60代後半~70代でも元気なうちは働いてもらう
    (1)高年齢者雇用確保措置とは
    (2)再雇用しなくてもOKなケースとは
    (3)高年齢者ならではの注意点および心身のケアは
    (4)よく見かける1年契約にするワケ
    (5)更新する・しないの判断基準とは
    (6)60歳から1年契約で65歳(5年経過)になったら無期雇用になるのか
    (7)就業規則の規定例
    4 働き盛り世代の命を守る
    (1)平均寿命全国最下位の青森県の課題とは
    (2)経営主軸世代の健康を守るために
    5 パワーハラスメントは経営リスク大
    (1)地方の会社はパワハラが命取り
    (2)パワハラの現状
    (3)パワハラがなぜ問題なのか
    (4)パワハラの基礎知識
    (5)パワハラに該当する例、しない例
    (6)パワハラを予防するために
    (7)判例で学ぶパワハラ
    (8)パワハラが発生したときは
    6 出産後もスムーズに働いてもらうために
    (1)無くならないセクハラ
    (2)マタハラにもしっかり配慮すべし
    (3)産休・育休の流れを事前に把握しましょう
    7 賃上げが難しい会社が取るべき対応
    8 給与計算担当者の負担を軽減する
    9 中核を担う人材の介護離職を防ぐ

    第4章 社員にイキイキと能力を100%発揮してもらうべし(モチベーション向上支援)

    1 社員のモチベーションを上げ能力を100%発揮させる
    (1)モチベーションアップの仕組み
    (2)経営者がやりがいをつくる
    (3)やりがいを高める地元への貢献感を明確に
    (4)承認欲求を満たす
    (5)働きやすさと働きがい
    (6)異業種間インターンの効果
    (7)クラウドサービスで気持ちを見える化
    【現場からの声:株式会社精養軒】従業員満足度にこだわる経営者姉妹!
    2 管理職の育成に力をいれる
    (1)おとなしい社員が多く注意できない
    (2)自分たちが育ったやり方と同じ若手育成手法では難しい時代に
    (3)圧倒的に少ない管理職研修が重要なワケ
    3 地方の会社の福利厚生術
    (1)実情に合わせた福利厚生
    (2)費用はかけなくても気持ちに届くものを
    4 経営者自らモチベーションに刺激を
    (1)業界団体等のより積極的なサポートを求む
    (2)つながりを活かし、連携しながら能力を高めていこう
    5 祭りの熱狂を日常にも

    第5章 存続のキーワードとなる生産性を向上すべし(生産性向上支援)

    1 特に地方で生産性向上が必要なワケ
    (1)「1人当たり県民所得」と「1人当たり雇用者報酬」から探る
    (2)企業経営の視点からみた「労働生産性」の考え方
    (3)社会保険適用拡大に備えるべし!
    【現場からの声:タグボート株式会社】経営者の熱量が地方を救う!
    2 ムダ改革
    (1)地方でムダ改革に取り組まないとダメな理由
    (2)地方のムダ改革の現状とは
    (3)そのサービス必要ですか
    (4)「企業のムダ調査」から分かること
    3 適切な価格設定を心がける
    (1)生産性にも影響する価格決め
    (2)値上げ交渉は人間関係を重視しよう
    4 デジタルは肯定していこう
    (1)社長が積極的に進めよう
    【現場からの声:株式会社エフエム青森】いち早くクラウド化を推し進め効率的に
    【現場からの声:株式会社ケアサークル】残業を減らすためにデジタル化を推進
    【現場からの声:NPO法人あおもりIT活用サポートセンター】地方の現状を聞いてみた
    【現場からの声:白神マタギ舎】青森県DX総合窓口に相談した事例

    第6章 守備の要となるバックオフィスをレベルアップすべし(労務知識向上支援)

    1 労働基準法をもっと活用しよう
    (1)繁忙期を調整できる変形労働時間制とは
    (2)定額残業代とは
    (3)残業をさせるには労働基準監督署へ届出が必要
    (4)週44時間働いても残業代必要なしの業種とは
    (5)農業における労働基準法の適用除外とは
    2 日常的によくある質問
    (1)扶養者の範囲がよく分かりません
    (2)能力が会社の基準に達しない社員がいて困っています
    (3)退職届って必要なの?
    (4)給与や労働時間を変えたいのですが、問題ないでしょうか?
    (5)20年前に作ってそのままの就業規則、大丈夫でしょうか?
    (6)勤怠管理のオススメはありますか?
    (7)退職する際の有給休暇って取らせないとダメなの?
    (8)従業員が社会保険に入りたくないと言ったら未加入でいいの?
    (9)残業は許可制がオススメ
    (10)従業員に「パワハラを受けて悩んでいます」と相談を受けたら
    (11)忌引きで休んだ時って、給与はどうすればいいの?
    (12)異動が不可?となる労働条件通知書とは
    (13)労働基準監督署の調査って何を見られるの?
    (14)勤務中にケガをしたら保険証を使ってもいいの?
    3 給与計算の注意点
    (1)残業の割増基礎単価とは
    (2)6時間労働のパートスタッフが1時間残業したら割増発生?
    (3)法定休日と所定休日って何?
    (4)社会保険は翌月徴収?当月徴収?
    (5)失念の可能性が高い社会保険の随時改定
    (6)退職時はいつまで社会保険料を控除するのか
    4 無料で経営相談ができる「よろず支援拠点」をフル活用
    (1)経営に関する多くの課題に対応
    5 後継者のことなら事業承継・引継ぎ支援センター
    (1)若い社長へバトンタッチも検討しましょう

  • 著者プロフィール

    本田 淳也(ほんだ じゅんや)社会保険労務士
    1975年青森県深浦町生まれ。
    社労士としての一般的な給与計算、労働社会保険手続き、労働相談、就業規則作成等のほかに、社外人事部長として、企業の社員がイキイキ働ける組織づくりをサポートしている。著書「自動車整備業の経営と労務管理」(日本法令)。猫にはまっている49歳。好きなテレビ番組「グッと!地球便」。

    顧問契約(給与計算、労働社会保険手続き、労働相談)や社外人事部長、就業規則作成・見直し、執筆依頼、セミナー講師のお問い合わせは、ホームページもしくは電話でお気軽にご連絡いただければと思います。全国対応OKです。

    ■本田社会保険労務士事務所
    〒030-0802 青森市本町5丁目10-1-3F
    TEL:017-752-0506
    URL: https://sha-ro.com

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