水の残っていた浴槽で電気ドリルを使い感電 素足・素手での作業だった

【建設業】【感電】
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労働災害事例シート

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発生状況

 災害発生当日、被災者は作業を行うため素足で浴槽に入り(浴槽内には、7~8cmほど水が残っていた)、素手で電動ドリル(単相100V)を持ち、壁の穴あけ作業を行っていました。午後、旅館の事務室内に設置されていた漏電警報器のブザーが鳴ったので、旅館の従業員が現場にかけつけたところ、被災者が浴槽内で電動ドリルを胸に抱くようにして仰向けに倒れているのを発見しました。

発生原因

 災害発生の原因は次のようになります。

① 作業中に水が電動ドリルの内部に…

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