発生状況

　フォークリフトが往復している周りに仮設材（建枠等）の荷が置かれており、台車に載ったパイプが置かれていた。パイプを載せた台車は仮設材の荷の間に置かれており、パイプの一部がとび出していた。パイプの端部に被災者がしゃがんでいてサンダーでパイプを研磨していた。近くをフォークリフトが曲がりながら通った際、後部が振れて台車に載ったパイプに接触した。このためパイプをサンダーで研磨していた被災者はサンダーの刃が左手に接触し被災した。フォークリフト運転員は仮設材の陰にしゃがんだ作業員がいるのに気付いていなかった。

発生原因

①　人的要因：しゃがんだ被災者は…