丸のこ盤で切断した木材が被災者に激突 法定の安全装置が付いていない機械を使用した

【製造業】【飛来、落下】
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労働災害事例シート

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災害発生状況

 この災害は、丸のこ盤を用いて木材の加工を行っていたところ、切断した木材が被災者に激突したものです。

 作業を始めてしばらくして、切断した木材が回転する歯に接触して飛ばされ、被災者の腹部に激突しました。被災者はその後、外傷性ショックの影響で死亡しました。

 この災害では、切断途中に木材が歯を食い締め、反ぱつによって飛ばされたのではなく、一度完全に切断した木材が、誤って再び歯に接触したために、飛ばされたものと考えられます。

災害発生原因

 この災害の発生原因としては、次のことがあげられます。

① 丸のこ盤に…

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