体調不良で出張作業中、熱中症で倒れる 共同作業者も熱中症の知識がなかった
【建設業】【熱中症】
災害の発生状況
8月の炎天下の午後、事務所の冷房装置の具合が悪くなったので点検・修理を依頼された電気工事会社の作業者A(男性23歳・経験2年)とB(男性55歳・経験20年)が、事務所屋上の室外機の点検・修理作業中、約2時間後、Aが無口になり、ぐったりとして床に座り込んだため、BはAをその場に休ませて修理を終わらせ事業所に帰りましたが、Aが休憩所で意識を失って倒れたため、救急車で病院に収容し、熱中症の診断で5日間の入院加療となりました。
災害の主な原因
① 2人が点検・修理を行っていた場所は、…
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起因物等: