資材積込み作業中に、崩れたパレットが直撃 トラック荷台にパレットを積みすぎていた
【建設業】【崩壊、倒壊】
災害の発生状況
災害発生当日の被災者Aの作業は、C工務店の資材置場において型枠用資材をAのトラックに積み、マンションの建設工事現場まで運搬し、荷卸しを行うというものでした。
災害発生当日、Aは、自分のトラックを運転し、午前9時頃C工務店に到着しました。
その後、Aは、C工務店の作業者Bと型枠用資材の積込み、運搬作業の作業方法等の打合せを行い、資材の積込みについては、Bがフォークリフトを用いてAのトラックの荷台に資材を積み込む作業、Aがトラックの荷台上で荷卸し場所の指示等の作業を行うことになりました。
AとBは作業を開始し、最初に、型枠用の鋼管150本を積み込みました。
次に、型枠用の木製パレット185枚を順々にトラックの荷台に積み込んでいったが、最後の27枚のパレットを荷台の後方に積み込むため、Bがフォークリフトのフォークを荷台に下ろした際に、突然積まれたパレット3列(1列27枚、高さ約2.1m)がトラックの後方側に崩れてきました。
Aは、逃げようとしてトラックのあおりから飛び降りたが、逃げきれずにパレットの下敷きとなったものです。
災害の主な原因
この災害の発生原因としては、…
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