汚泥貯槽の清掃作業中、硫化水素中毒 作業指示書の作業手順を無断で変更

【清掃・と畜業】【有害物等との接触】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

労働災害事例シート

※ボタンをクリックするとPDFデータがダウンロードできます。

災害の発生状況

 化学工場内の排水処理施設汚泥貯槽の清掃作業中、清掃会社の作業者2人が硫化水素中毒で倒れ、うち1人が入院10日の休業災害となりました。

 清掃会社の作業者2人が槽内に入り作業開始後間もなく、硫化水素の臭気が強くなったため槽から出ようとしましたが1人が倒れ、救助を試みた1人も昏倒し、監視人らに救助され病院に搬送されましたが硫化水素中毒と診断されました。

 作業に先立ち発注元の工場の監督者が槽内の空気環境を測定したところ、酸素濃度が約21%、硫化水素濃度が0.1ppm以下であったため、槽内の換気とエアラインマスクの使用は不要と判断し作業を開始しましたが、作業開始後に汚泥から発生した硫化水素で中毒になったものです。

災害の主な原因

① 酸素欠乏危険箇所に該当していたにもかかわらず、…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

起因物等:
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。