機械の点検作業中、挟まれて死亡 無断で危険な作業方法に変更

【製造業】【はさまれ、巻き込まれ】
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労働災害事例シート

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災害の発生状況

 飲料缶製造工場で、パレタイザーラインのボルトの緩み点検と締め付け作業中の作業者がシートリフターとガイドの間に挟まれて死亡しました。

 この作業は通常全12ラインを2人作業で実施するよう指示されていましたが、作業時間を短縮するため2人で話し合って、作業責任者に無断で半数の6ラインをそれぞれ単独作業で行うことにしました。

 被災者はシートリフターの上で作業するため、上昇スイッチを押してからリフターに乗ろうとしたが間に合わずにリフターとガイドの間に身体を挟まれたものです。

災害の主な原因

① 点検作業の作業手順書がなく、…

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