横転したクレーン車に狭まれて死亡 アウトリガーが不適、定格荷重をオーバー
【建設業】【転倒】
災害のあらまし
夕刻の終業時、クレーンの運転者(男性52歳、経験15年)が建築資材置き場の整理整頓を監督者から指示され、トラッククレーン(吊り上げ荷重2.9トン)を用いて工事用のパネルの束(700kg)を移動するため、クレーン車の横に立ってクレーンを操作していたところ、運転者側にトラックが傾き、横に積んであった資材との間に体を挟まれ死亡したものです。
なお、被災者はこの移動式クレーン並びに玉掛けの技能講習修了者であり、トラックには荷重計および荷重指示計は設置してありました。
災害の主な原因
① トラッククレーンの…
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起因物等: