金属表面処理炉で爆発、2人が重傷の火傷 作業手順の内容が教育・徹底されていなかった
【製造業】【爆発・火災】
災害の発生状況
自動車部品製造工場で、金属表面に炭素を浸炭させるための連続炉で、炉内温度を上げるためバーナーに点火する作業中爆発が起こり、作業者2人が上下肢、顔面に重傷の火傷を負いました。
年末年始の休業期間中停止していた連続炉で、操業開始に備えて炉内温度を上げておくため、バーナーを点火しようとしたところガス臭がしたので一旦停止し、換気した後点火したとき爆発音と同時に炉の出口側のドアから火炎と熱風が吹き出し、点火を担当していた作業者2人が重傷の火傷を負ったものです。
災害の主な原因
① 年末の休業に備え、炉を全停止する前に…
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