汚れていた保護メガネを外して目を薬傷 苛性ソーダの微粉が眼に入って永久障害に
【製造業】【有害物等との接触】
災害の発生状況
金曜日の終業間際、工場の排水処理設備エリアで、排水処理に使用している苛性ソーダや硫酸等の設備を見回りにきた担当作業者(男性、30歳)が、ゴーグル式保護メガネをつけて設備の状態を点検中、上方のパイプから微粉が落下してきたので、確認しようとしたがよく見えないため、ゴーグルを外して見ていたところ、微粉が右の目に入って少し痛むので、現場の洗眼器で簡単に洗眼して家に帰りましたが、時間の経過とともに眼の痛みがひどくなり、月曜日になって眼科医で治療を受けたが、苛性ソーダによって眼の腐食が進んでおり、視力低下の永久障害になりました。
災害の主な原因
① ゴーグルが汚れていてよく見えない理由で、…
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起因物等: