防毒マスクの管理が悪く有機溶剤中毒 マスクの吸収材が破過(劣化)していた
【建設業】【有害物等との接触】
災害の発生状況
工場構内の常駐塗装工事業者の作業者A(男性、50歳)とB(男性、29歳)の2人が工場側の工事担当者から指示された機械室の配管の塗装を行うため、直結式小型の有機溶剤用防毒マスクを着装して、油性塗料を用いて朝から配管の塗装作業をしていたところ、午後4時ごろ、Bが気分が悪くなったと言って倒れたため、Aは当該作業場の作業者に通報して救急車を呼んでもらい、Bを病院に収容しましたが、病院で急性有機溶剤中毒と診断され3日間の休業加療になりました。
災害の主な原因
① 換気が悪く狭い場所で、有機溶剤含有の…
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