作業床で靴が滑って転倒し、脳内出血で重傷 ハンドポケットで靴を正しく履いていなかった
【製造業】【転倒】
災害の発生状況
冬の朝、被災者(男性22歳、勤続2年)は、職場の朝礼に遅れそうになったので、急いで更衣室で作業着に着替え、保護帽をかぶり(あごひもは締めず)、安全靴をつっかけて、寒いためハンドポケット(ズボンのポケットに手を入れた状態)で、工場の通路を小走りに朝礼の場所に向かっていた際、靴が滑って転倒して頭部を強打しました。その後、変わらず出勤を続けていましたが、約20日経過後から、徐々に体の具合が悪くなり、硬膜下血腫で入院し手術を受け、神経症状が一部残る後遺障害になりました。
災害の主な原因
① 急いでいたため安全靴の紐をきちんと結ばず、…
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