改修工事での溶接作業で発泡ウレタン火災

【建設業】【爆発・火災】
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発生状況

 建物のテナント使用者がいる状態でのリニューアル工事において、外壁との取合い部分の天井パネルの取付作業を開始した。火気は使用しない予定であったが、当該箇所がぐらついていたので下地を直すために、作業員の判断で溶接作業を実施したところ、その周辺の天井裏にあった断熱材やウレタンフォーム、アスファルトシートなどに引火した。消防署へ通報後、消火器による初期消火を試みたが消えず、10分後に到着した消防車による放水により鎮火した。天井裏の既存断熱材約10m2の延焼が確認された。入居していたテナントの関係者は全員、建物外へ避難して無事だった。

発生原因

① 許可制である火気作業を無断で行った。
② 可燃物が…

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