大型ハンマーが飛んで補助者が大ケガ 汗で柄がすべってハンマーが手から離れた
【建設業】【飛来、落下】
災害の発生状況
大型排気装置の定期修理で、プラント工事事業所の作業者A(30歳、作業歴10年)、B(補助者、21歳、作業歴2年)の2人で排気装置のカバーを分解する際、サビついたピンが抜けないので、丸棒を当てて大型ハンマーで叩いて抜くことにしました。
Bが丸棒をピンにあてがって丸棒を確保し、Aがハンマーで叩き始めて3打撃目のとき、Aが握っていたハンマーがAの手から離れてBの顔面を直撃し、Bが鼻骨骨折休業1カ月の重傷を負いました。
災害の主な原因
① 手袋(軍手)を着用して柄を握り、ハンマーを振っていたため、…
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起因物等: