地下ピット内での酸素欠乏症
【建設業】【有害物等との接触】
発生状況
建築現場の地下ピット内に溜まっていた水をポンプで汲み出し、Aは型枠解体作業を開始しようとピット内に降りたところ、ピット底に腰を掛けた状態で動けなくなってしまった。
地上にいたBがこれを発見し、救出しようとピット内に降りたところ、同様に被災した。
災害の発生したピットは、コンクリート打設後、約2カ月間放置され、雨水が滞留しており、好気性菌による酸素欠乏状態であったと推測される。
原因
① 当該ピット内が酸素欠乏危険場所であるという…
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