天井走行クレーンを点検中に墜落して死亡 壁面のチャンネル等を足場にして昇降した
【製造業】【墜落・転落】
災害の発生状況
中古プレス機械等販売会社の倉庫で、天井走行クレーンに異常音がするので、点検のためランナウェイに上り異常を確認した後、下に降りる際に墜落して頭部打撲、脳挫傷のため死亡しました。
この場所には点検用の昇降設備が設置されていなかったため、点検を命じられた被災者(営繕担当)は、壁面のC型チャンネル(幅10cm)とH型鋼を足場にして床面から高さ6.7mにあるランナウェイに登り、その上を横に約2m移動してホイスト部のスイッチを入れて異常を確認したが、修理は後日することにして、再びランナウェイ上を移動してC型チャンネルに足を掛けて降りようとした際、足を踏み外して墜落したものです。
災害の主な原因
① 点検用の昇降設備が設置されていなかったため、…
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起因物等: