スラブ上に鉄筋を荷降ろし中、型枠が倒壊
【建設業】【崩壊、倒壊】
発生状況
この工事現場では、スラブの型枠支保工にビームを用いていた。1階では型枠の固め作業をするなか、2階への鉄筋の荷揚げ作業に取り掛かった。
タワークレーンを用いて、搬入された鉄筋のうち約5t分を2階床の型枠上の何カ所かに分けて荷揚げし、次いで残りの約5tの鉄筋を中央部分に荷降ろししていたところ、最後の一束を載せた途端に突然中央部分の2階床の型枠が倒壊し、荷受けをしていた鉄筋工2人が型枠材とともに1階スラブ上に墜落し、また、1階で型枠の固め作業をしていた型枠大工1人が落ちてきた鉄筋、型枠材などに当たり負傷した。
発生原因
① 型枠支保工の組立て作業において、水平つなぎ、根がらみなどの取付け作業が…
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