模様替えした塗装・乾燥工程で熱中症に 工程の改善後、高温対策が未実
【製造業】【熱中症】
災害のあらまし
金属製品の塗装・乾燥工程等を改造した作業場で、塗装品を乾燥工程に運搬する作業に従事していた作業者(男性・55歳)が、朝8時から作業を始め、午後4時ごろ、気分が悪くなったと言って休憩室に入って横になったため、これを見た職長が工場内の医務室に運び、産業医により応急処置が行われたが、1週間の休業となったものです。診断では有機溶剤中毒の疑いはなく、体温が上昇しており、また、脱水症状もみられることから、高温環境による熱中症と診断されました。
災害の主な原因
① 乾燥設備や…
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