労働関連コラム

2024.12.21 【書評】
【今週の労務書】『多様化する人材と雇用に対応する ジェンダーフリーの労務管理』 NEW

採用募集から解雇まで  本書は、LGBTQなどの性的少数者に留まらず、女性やZ世代、高齢者など、広くマイノリティを雇用する際の労務管理の実務を解説している。人事担当者や管理職が実務に際して参照することを想定しており、募集・採用や配置転換、解雇など、それぞれの段階で必要な措置や留意点を確認できる章立てになっている。  懲戒・解雇に関する章で……[続きを読む]

2024.12.20 【労働行政最新情報】
令和6年 障害者雇用状況の集計結果(厚労省) NEW

 厚生労働省は、令和6年12月20日、令和6年の「障害者雇用状況」集計結果を発表した。これは、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づき、民間企業や公的機関などにおける毎年6月1日現在の障害者雇用状況を、障害者の雇用義務のある事業主などに報告を求め、これを集計したものとなっている。  集計結果の主なポイントは以下の通り。 民間企業(法定雇用……[続きを読む]

2024.12.19 【主張】
【主張】勤務間休息制に柔軟性を NEW

 終業から次の始業まで一定の休息時間を確保する勤務間インターバル制度について今後、法規制の強化に向けた検討が進みそうだ。労働基準法などの見直しを議論してきた有識者研究会の報告書案に、義務化を視野に入れた法規制の強化が盛り込まれた(=関連記事)。  脳・心臓疾患による過労死等事案において、インターバルの短い勤務が認められるケースが少なくない……[続きを読む]

2024.12.19 【書評】
【書方箋 この本、効キマス】第93回 『孤城春たり』 澤田 瞳子 著/大矢 博子 NEW

幕末動乱期の市民は…  昨年4月のこの欄で、畠中恵『わが殿』を紹介した。江戸時代後期、借金にあえぐ越前大野藩で財政立て直しに奔走した大小姓・内山七郎衛門の物語である。  だが江戸時代後期から幕末にかけて、財政難に見舞われていたのは大野藩だけではない。多くの藩がやりくりに苦慮していた。そんな中、財政改革・藩政改革の最も有名な担い手は、備中松……[続きを読む]

2024.12.18 【労働行政最新情報】
令和6年労働組合基礎調査の概況―前年より276組合減少(厚労省) NEW

 厚生労働省では、令和6年12月18日、令和6年「労働組合基礎調査」の結果を取りまとめ、公表した。  調査結果のポイントは以下の通り。 1 労働組合数、労働組合員数及び推定組織率 ・労働組合数 22,513組合(前年より276組合(1.2%)減少) ・労働組合員数 991万2000人(前年より2万5000人(0.3%)減少) ・推定組織率……[続きを読む]

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