賃金不払い残業 68社の総額は2.7億円に 北海道労働局・監督結果
2021.01.23
【監督指導動向】
北海道労働局は、令和元年度(平成31年度)の賃金不払い残業に関する是正指導結果を公表した。支払われた割増賃金の合計額は2.7億円に上る。集計企業は、労働者に支払った金額が1企業で100万円以上のケースに限定している。
是正企業数は68社で、前年度比11社減となっている。支払われた割増賃金の合計は5103円減って2億6997億円、対象労働者数は2310人(293人減)だった。
支払われた割増賃金について平均額を求めると、1企業当たり397万円、労働者1人当たり12万円となっている。