無資格者がクレーンとフェンスに挟まれ重傷 無資格者に作業させた土木業者を送検 八王子労基署
2021.03.17
【送検記事】
東京・八王子労働基準監督署は、無資格者に吊り上げ荷重1トン以上の移動式クレーンを操作させたとして、土木業者とクレーンを操作していた同社の労働者を労働安全衛生法第61条(就業制限)違反の疑いで東京地検立川支部に書類送検した。倒れたクレーンとフェンスに挟まれた同労働者が、全治4カ月の重傷を負う災害が発生している。
災害は令和2年10月6日、東京都日野市にあるJR豊田駅構内の土木工事現場で発生した。同労働者が小型移動式クレーンを運転して資材の積卸し作業を行っていたところ、クレーンが転倒して資材置場のフェンスとの間に挟まれた。同労働者は移動式クレーンの資格を持っていなかった。
【令和3年2月25日送検】