配車担当者が残業100時間超え 引越し業者の子会社を送検  春日部労基署

2021.03.08 【送検記事】
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 埼玉・春日部労働基準監督署は、内勤者2人に対し1カ月100時間を超える時間外労働を行わせたとして、運送業者と同社の三郷支店長を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。

 同社は引越し業者の子会社で、引っ越し荷物の都市間輸送事業を行っている。平成30年3月、配車担当の内勤者2人を36協定(時間外・休日に関する協定)で締結した時間を超えて働かせた疑い。内勤者は日中の電話対応で忙しく、配車業務に取り掛かるのは夜の20時当たりを過ぎていた実態があったとみられている。内勤者の労働時間は、タイムカードで記録していた。

 同労基署は同社の違反の理由として、「3月は引越しの繁忙期で忙しかった」と話している。

【令和3年2月1日送検】

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