忙しさ理由に労働者死傷病報告怠る 建設業者を送検 沖縄労基署
2021.04.12
【送検記事】
沖縄労働基準監督署は、労働者死傷病報告の提出を怠ったとして、建設業者と同社現場代理人を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで沖縄区検に書類送検した。労働者がドラグ・ショベルに轢かれ、約3カ月の休業となるケガを負っている。
災害は令和2年1月15日、うるま市内の道路工事現場で発生した。労働者が歩行者の交通誘導を行っていたところ、ドラグ・ショベルに轢かれている。
同労基署は違反の理由として、「いつか提出しなければいけないとは理解していたが、現場作業が忙しいからと漫然と放置していたようだ」としている。
【令和3年3月12日送検】