虚偽の労働者死傷病報告を提出 1次下請の安全課長と機械設置業者送検 京都上労基署
2021.05.17
【送検記事】
京都上労働基準監督署は、虚偽の労働者死傷病報告を提出したとして、3次下請である機械設置業者と同社代表取締役、および1次下請会社の安全課担当課長を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで京都地検に書類送検した。労働者が作業中に足を踏み外して転倒し、右膝前十字靭帯を損傷する労働災害が発生している。
災害は平成30年4月25日、京都市の美術館再整備工事現場で発生した。代表取締役と1次下請の担当課長は共謀し、3次下請の資材置場で災害が発生したとする虚偽の労働者死傷病報告書を提出した疑い。
【令和3年3月30日送検】