防網などを設けず 墜落労災で建設業者を送検 茂原労基署
2021.05.09
【送検記事】
千葉・茂原労働基準監督署は、令和2年9月に発生した労働災害に関連して、建設業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で千葉地検に書類送検した。墜落防止措置を講じなかった疑い。
労災は、いすみ市内の木造住宅新築工事現場で発生した。同社労働者が梁材の組立てを行っていた際に墜落し、頭部を打って一時意識不明になっている。
同社は、地上からの高さ約4メートルの作業床を設けることが困難な場所で作業をさせるに当たり、防網を張るなどの対策を講じなかった疑い。
【令和3年3月9日送検】