元請・下請を送検 鉄骨組立作業中の死亡労災で 横浜北労基署
2021.05.24
【送検記事】
神奈川・横浜北労働基準監督署は、令和2年9月に発生した死亡労働災害に関連して、元請および1次下請の合計2法人2人を労働安全衛生法違反の容疑で横浜地検に書類送検した。ともに、墜落防止措置を講じなかった疑い。
元請で総合工事業者と代表取締役は、同法第31条(注文者の講ずべき措置)違反で送検されている。一方、1次下請で金属製品製造業者と同社代表取締役は、同法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で処分された。
労災は、横浜市都筑区の2階建建造物改修工事現場で発生した。1次下請の労働者が地上から高さ3.4~5.2メートルの場所から墜落している。死亡した労働者は、バルコニー面積を拡張するための鉄骨土台組立て工事の補助作業に従事していた。
【令和3年3月19日送検】