賃金6000万円以上支払わず 飲食業など3法人を送検 津山労基署
2021.06.23
【送検記事】
岡山・津山労働基準監督署は、労働者48人に対して賃金6000万円以上を支払わなかったとして、飲食業者、農業者、福祉・介護業者と、3法人の代表取締役兼常務理事の計3法人1人を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで岡山地検津山支部に書類送検した。
同社は令和元年5月~翌年5月分までの最大13カ月間、定期賃金合計6162万円を所定日に支払わなかった疑い。飲食業者、農業者ではそれぞれ2人ずつ、福祉・介護業者では44人に対して支払っていなかった。
同労基署は、「遅れながらだが、少しずつは支払っていたようだ」と話している。経営の悪化が原因とみられている。
【令和3年5月12日送検】