フォークリフトに労働者乗せ送検 高さ3メートルから転落死 四日市労基署
2021.07.05
【送検記事】
三重・四日市労働基準監督署は、フォークリフトを用途外使用したとして、製袋業者と同社四日市工場の課長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで津地検四日市支部に書類送検した。労働者がフォークリトの爪に付けた木製パレットから転落し、死亡している。
災害は令和3年2月5日に発生した。災害発生で前日から同工場敷地内のテント倉庫の全面カバーがめくれあがっており、課長と被災者はカバーを直す作業を行おうとしていた。課長がフォークリフトを操作し、労働者を乗せた木製パレットを約3メートル持ち上げたところ、転落災害が発生している。
【令和3年5月25日送検】