大雨による労災に注意 小諸労基署がリーフレット作成 中州に取り残される事案も
2021.07.06
【監督指導動向】
長野・小諸労働基準監督署は、今年5月に工事現場の作業員が大雨で中州に取り残された事案を受け、長雨と集中豪雨へ備えるよう注意喚起している。具体的な確認ポイントを記載したリーフレットを作成し、現場監督時の配布や、ホームページ上での公開で周知に努める。
確認ポイントには、雨量計・風速計の設置、悪天候時の作業中止基準の設定などとくに重要な6点を挙げた。同労基署は、「管内では近年、台風や大雨が多い。今回の事案は大事には至らなったが、重大な事故につながりかねないため、確認を徹底してほしい」と話している。