死傷者が6.8%増加 50歳以上が半数占める 愛知労働局・令和2年労災発生状況
2021.07.14
【監督指導動向】
愛知労働局は、令和2年の労働災害発生状況を取りまとめた。休業4日以上の死傷者数は7461人で、対前年比475人(6.8%)増加している。死亡者数は50人で、5人(11.1%)増えた。
死傷者数を年齢別にみると、50歳代が25.0%、60歳以上が24.9%となり、50歳以上で全体の半数を占めている。経験年数別では、「1年以上5年未満」が39.5%、「1年未満」が14.9%などとなった。
業種別では、製造業(25.3%)、商業(15.3%)、陸上貨物運送業(14.4%)の順に多い。型別にみると、転倒が22.1%と2割を超え、墜落・転落が15.7%で続いた。