転倒災害 労災全体の2割強 めだつ「50歳以上・女性」 愛知労働局・令和2年集計
2021.08.03
【監督指導動向】
愛知労働局が集計した令和2年の労働災害発生状況によると、休業4日以上の労働災害7461件のうち転倒災害が占める割合は全体の22.1%だった。平成23年と比較して2.3ポイント増加している。
50歳以上の労働者に着目すると、23年が62.3%だったのに対し、2年は70.8%と8.5ポイントもアップしている。
年代別・性別では、60歳以上・女性が27.5%、50歳代・女性が19.1%などとなり、50歳以上の女性が全体の46.6%を占めている。60歳以上・男性は12.4%、50歳代・男性は11.8%だった。