家族参観日設けるなど女性の働きやすい企業2社へくるみんマーク付与 新潟労働局
2017.03.24
【監督指導動向】
新潟労働局は、次世代育成支援対策推進法に基づき、情報通信業の㈱富士通新潟システムズ(新潟市)と製造業の㈱弘新機工(新発田市)の2社を子育てサポート企業として認定し、このほど「くるみんマーク」の付与式を行なった。
2度目のくるみんマークの付与となった富士通新潟システムズ(写真上)では、若手社員の退職理由を分析し、新たな働き方のスタイルとして在宅勤務の仕組みを検討。さらに、育児休業期間中でも社内のネットワークにアクセスできるようにしたり、社員の子供を会社へ招く「家族参観日」の開催などを実施してきた。
弘新機工(写真下)は、育児休業、介護休業に関する制度をまとめたパンフレットを作成・配布したうえで、社員研修を行っている。妊娠中や産休・育休復帰後の社員のために相談窓口も設置した。
2社とも、行動計画期間内の女性社員の育児休業取得率は100%だった。
同時に、同労働局として初めて、女性活躍で先進的な企業であるとして社会福祉法人愛宕福祉会(新潟市)へ「えるぼしマーク」を付与している。