自動車運転者を使用する事業場に対する令和2年の監督指導、送検等の状況(厚労省)
2021.08.27
【労働行政最新情報】
労働基準関係法令違反が認められたのは、監督指導実施事業場のうち約81%の2957事業場
厚生労働省は、このたび、全国の労働局や労働基準監督署が、令和2年にトラック、バス、タクシーなどの自動車運転者を使用する事業場に対して行った監督指導や送検等の状況について取りまとめた。
令和2年の監督指導・送検の概要
■ 監督指導を実施した事業場は3654事業場。このうち、労働基準関係法令違反が認められたのは、2957事業場(80.9%)。また、改善基準告示違反が認められたのは、1882事業場(51.5%)。
■ 主な労働基準関係法令違反事項は、(1)労働時間(45.5%)、(2)割増賃金の支払(22.9%)、(3)休日(3.4%)。
■ 主な改善基準告示違反事項は、(1)最大拘束時間(37.1%)、(2)総拘束時間(27.9%)、(3)休息期間(25.9%)。
■ 重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検したのは61件。
▼詳しくはこちらをご覧ください。
自動車運転者を使用する事業場に対する令和2年の監督指導、送検等の状況を公表します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20633.html