令和2年雇用動向調査結果の概況 9年ぶりに離職率が超過(厚労省)
厚生労働省では、「令和2年雇用動向調査結果の概況」の結果を公表した。
「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由等の状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施しており、今回の結果は、この2回の調査結果を合算し年計として取りまとめたものである。
調査結果のポイントは以下の通り。離職率が入職率を上回り、9年ぶりの離職超過となった。
(1)入職率、離職率および入職超過率
入職率 13.9%(前年と比べて2.8ポイント低下)
離職率 14.2%(前年と比べて1.4ポイント低下)
入職超過率 -0.3ポイント(9年ぶりの離職超過)
(2)就業形態別入職率及び離職率
一般労働者 入職率10.7% 離職率10.7%
(前年と比べて入職率1.2ポイント低下、離職率0.7ポイント低下)
パートタイム労働者 入職率22.2% 離職率23.3%
(前年と比べて入職率7.0ポイント低下、離職率3.1ポイント低下)
(3)産業別入職率及び離職率
宿泊業,飲食サービス業 入職率26.3% 離職率26.9%で離職超過
(前年と比べて入職率10.0ポイント低下、離職率6.7ポイント低下)
生活関連サービス業,娯楽業 入職率15.8% 離職率18.4%で離職超過
(前年と比べて入職率8.8ポイント低下、離職率2.1ポイント低下)
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令和2年雇用動向調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/index.html