パナソニックの女性活躍推進法に基づく「認定」など取消し 大阪労働局
2017.05.01
【監督指導動向】
大阪労働局は、大手電機メーカのパナソニック株式会社(大阪府門真市)の女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定」などを取り消したと4月12日に発表した。5日に、同社から認定辞退の申し出があったことを受けての措置だ。
同労働局が認定を取り消したのは、28年5月に交付した女性の活躍のしやすさを評価する「えるぼし認定」と、28年10月に交付した次世代育成支援対策推進法に基づく子育てのしやすい環境を評価する「くるみん認定」およびその上位に相当する「プラチナくるみん認定」の計3認定。「一般的には、取消しが決定した3年後に、再び申請することができるようになる」と同労働局は指摘している。
同社は今年3月、社員に違法な長時間労働をさせた疑いで書類送検されていた。
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