労働者が食肉加工機械で指切断 労災かくしで食品製造業者を送検 大田原労基署
2021.11.03
【送検記事】
栃木・大田原労働基準監督署は、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、食料品製造業者と同社代表取締役を、労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで宇都宮地検大田原支部に書類送検した。労働者が食肉加工機械に指を挟まれ、一部を切断する災害が発生している。
災害は、令和2年3月月30日に発生した。労働者は食肉加工機に肉を投入しようとしていたところ、右手人差し指を巻き込まれた。62日間の休業となったが、同社は労働者死傷病報告を提出しなかった疑い。
【令和3年10月1日送検】