11月「人材開発促進月間」のお知らせ―毎年11月10日は「技能の日」(厚労省)
現代の名工に対する表彰など、人材開発をアピールする催しを各地で開催
厚生労働省では、職業能力の開発・向上の促進と技能の振興を目指し、11月を「人材開発促進月間」、11月10日を「技能の日」としている。この期間中、国や都道府県などでは、「卓越した技能者(現代の名工)」の表彰など、日本経済を支えてきた技術力をアピールする催しが行われる。
また、促進月間のうちの上旬(1日から10日まで)を「障害者人材開発促進旬間」とし、障害者の職業訓練の受講促進、職業訓練修了後の就職や職場定着を積極的に支援する期間としている。旬間中は、障害のある方を対象とした人材開発施策の周知についても集中的に実施する。
主な取り組みと催しは以下の通り。
■障害者人材開発促進旬間(11月1日~10日)
障害者の職業訓練の受講促進、職業訓練修了後の就職や職場定着を積極的に支援するため、平成9年度から、毎年11月の「人材開発促進月間」のうちの上旬(1日から10日まで)を「障害者人材開発促進旬間」とし、障害者職業能力開発校の見学会など障害者の職業能力開発施策の周知を集中的に実施している。
■卓越した技能者(現代の名工)の表彰
卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰する。
■第59回技能五輪全国大会(12月17日(金)~20日(月))
原則23歳以下の青年技能者を対象に技能五輪全国大会を開催し、成績優秀者を表彰する。
■第41回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)
障害のある方の職業能力の向上を図り、社会の理解と認識を深めて、その雇用の促進を図ることを目的に、全国障害者技能競技大会(アビリンピック)を開催し、成績優秀者を表彰する。
■令和3年度職業能力開発関係厚生労働大臣表彰及び職業能力開発論文コンクールの入賞者に対する表彰
認定職業訓練及び技能検定の推進に功績のあった事業所、団体及び個人、技能振興の推進に功績があった事業所及び団体並びに令和3年度の職業能力開発論文コンクールの入賞者に対する厚生労働大臣表彰等を行う。
■PTU(職業大)フォーラム
厚生労働省および独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が設置・運営している「職業能力開発総合大学校(PTU(職業大))」において、教育機関や企業、職業能力開発施設などにおいて人材開発に従事する方々や学生などが、日頃の研究などを通じて得られた成果などを発表・議論・交流するとともに、地域における人材開発の発展に向けた社会貢献活動をされている方々の発表を通じ、当該活動や地域の活性化への寄与を目的とした「フォーラム(講演・研究発表会)」を行う。
▼詳しくはこちらをご覧ください。
11月は「人材開発促進月間」です
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21999.html