「雰囲気づくり」に注力/ビークリエイト社会保険労務士事務所 岩崎 寿英

2021.11.14 【社労士プラザ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

ビークリエイト社会保険労務士事務所 岩崎 寿英 氏

 2001年4月に開業して、早いもので今年で丸20年となった。

 開業の翌年に娘を出産した。その娘も来年20歳になる。娘が小さいときは、もっと仕事に充てる時間が欲しくて、しかし、時間が取れず、夫と衝突するなど、いらいらするときもあった。

 娘が成長したことで時間はたっぷり生まれ、思う存分仕事に充てられるような環境が整ったのに対し、十分な仕事ができているかといえば、「そうでもない」と反省している。むしろ、時間がないときの方が効率良く仕事が進んでいたような気がする。

 ひとりで始めた事務所であったが、現在は4人のスタッフとともに仕事ができている。営業らしい営業活動をすることもなく、これまで続けてこられたのは、いただいた仕事に対し、最善を尽くす努力をしてきた結果だと思う。周りの方々には厳しいながらも温かく育てていただいたと感謝している。

 昨年、事務所の移転と同時に事務所名を変更した。また、それまで作りたくてもなかなか取り組めていなかった経営理念と行動指針も作成した。顧問先に対しては、経営理念が必要だとアドバイスしておきながら、自身が作っていなかったのだから説得力がない。

 ちなみに当事務所の経営理念は、「企業の発展に寄与し、働くすべての人を幸せにして、社会に貢献します。そのために成長し、挑戦し続け、情熱をもってたゆまぬ努力をします」である。

 新しい事務所名、経営理念、行動指針を作るに当たり、私はコーチングを受けながら進めていった。私にとっては、これが非常に合っていたように思う。

 コーチングを受けて、日頃ぼんやり考えていることを言葉にすることによって、頭の整理ができた。事務所を今後どうしていきたいか、私自身が今後どのようになりたいか、ということがはっきりとしてきた。

 ある経営者から、経営者の仕事は、「空気を読むことではなく、空気を作ること」だ、と教えてもらったことがある。空気とは、いいかえれば「雰囲気」ともいえるだろう。

 「雰囲気」とは、その場やそこにいる人たちが自然に作り出している感じ、気分である。これこそまさに人にしか作れない、感じることができないものである。当事務所においては、顧客から相談しやすい雰囲気づくりを常に心がけている。

 また顧客へは、職場の雰囲気を明るくし、働きやすい職場環境をつくる、そのサポートをしたいと強く思う。

ビークリエイト社会保険労務士事務所 岩崎 寿英【大阪】

【webサイトはこちら】
https://iwasaki-office.expert/

関連キーワード:
令和3年11月15日第3329号10面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。