最賃改定 局長がリーフレットを手渡し呼掛け 埼玉労働局
2021.11.10
【監督指導動向】
埼玉労働局は、改定した最低賃金額の周知を図るため、「早朝キャンペーン」として通勤者の多い大型駅である大宮駅の前でリーフレットを配布した(写真)。同労働局の高橋秀誠局長のほか、同県経営者協会の幹部や地方最低賃金審議会の委員などが参加し、通勤者らに約1500部を手渡している。同時に、全国労働衛生週間や新型コロナウイルス感染症防止についてのパネルを展示し、対策を呼び掛けた。
高橋局長は、「昨年は新型コロナの影響でキャンペーンを中止した。今年は引上げ額28円と例年より大幅な上昇となったため、周知活動を徹底していきたい」と話している。