運輸業 運行管理者の残業が100時間超え 是正指導繰り返すも改善せず 広島北労基署が送検

2021.12.27 【送検記事】
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24時間体制で労働時間伸びやすく

 広島北労働基準監督署は、運行管理者2人に対して36協定の特別条項を超える時間外労働を行わせたとして、一般貨物自動車運送業者と同社の西風新都営業所長を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで広島地検に書類送検した。数年にわたって是正指導を繰り返していたが、今年6月に監督した際も、是正がみられなかったため送検に至っている。

 同社は令和2年6月~今年5月、運行管理者2人に違法な時間外労働を行わせた疑い。36協定の特別条項は月99時間で締結していたが、時間外労働は最長の月で135時間に上っている。1週間休日を取得させていなかった週もあった。

 運行管理者は、…

【令和3年11月12日送検】

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