【GoTo書店!!わたしの一冊 弁護士・角田龍平選集(2021年下半期)】『清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実』『パワハラ問題 アウトの基準から対策まで』『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』ほか

2021.12.26 【書評】
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このページでは、2021年8~12月に配信した角田龍平さんによる書評をまとめてご紹介します。

『清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実』鈴木 忠平 著
「甲子園は清原のためにあるのか!」。PL学園と宇部商が雌雄を決した、1985年夏の全国高校野球決勝戦。この日2本目となる同点本塁打をセンター中段に放って、球児の聖地を私物化したPLの4番打者へ、試合を実況するアナウンサーから最大級の賛辞が送られた。

鈴木忠平著、文春文庫刊、660円(税込み)


『パワハラ問題 アウトの基準から対策まで』井口 博 著
「女性理事を4割というのは文科省がうるさくいうんですね。だけど女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」(森喜朗談)。「是非、立派になっていただいて。ええ旦那をもらって。まぁ旦那はええか? 恋愛禁止かね?」(河村たかし談)。「女性でも殴り合い、好きな人がいるんだね」「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね」(張本勲談)。

井口博著、新潮新書刊、880円(税込み)


『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』鈴木 忠平 著
締め切り直前になって本稿を書き始めている。しかし、不思議と焦りはない。悠然とキーボードを叩きながら、薄笑いすら浮かべている。本書を読んでからというもの、行動の指針は全て「落合博満ならどうする?」。

鈴木忠平著、文藝春秋刊、2090円(税込)


『ボンクラ映画魂 完全版:燃える男優(オトコ)列伝』杉作J太郎 著
著者は詩人、漫画家、俳優、映画監督と様ざまな肩書きを持つ才人である。現在は、地元松山の南海放送で『杉作J太郎のファニーナイト』のディスクジョッキーとして活躍している。

杉作J太郎著、徳間書店刊、2200円(税込)


『鳥辺野心中』花房 観音 著
著者の近刊『ヘイケイ日記 女たちのカウントダウン』(幻冬舎)に、〈「不倫しても人気者」がいた時代はいずこ〉という章がある。

花房観音著、コスミック文庫刊、693円(税込)

▽2021年1~7月分はこちら


角田龍平の法律事務所 弁護士 角田 龍平 氏

選者:角田龍平の法律事務所 角田 龍平(すみだ りゅうへい)
76年生まれ、京都弁護士会所属。テレビ、ラジオなどでも活躍中。

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