運輸交通業の違反率が8割越え 全体では62% 宮崎労働局・令和2年監督結果
2022.01.16
【監督指導動向】
宮崎労働局は、令和2年に実施した監督指導結果を公表した。1046事業場に対して実施し、652事業場で労働関係法令違反が発覚している。
違反率は全体で62.3%だった。業種別では、運輸交通業の84.8%が最も高く、農林業が68.5%で続いた。
違反項目は多いものから順に、安全基準(224件)、労働時間(180件)、割増賃金(133件)となっている。
重大・悪質な法令違反があったとして書類送検した事案は、合計10件。うち9件が労働安全衛生法違反だった。