プレス機に「戸」などの安全装置なく送検 頭部挟まれて死亡労災 日立労基署
2022.02.06
【送検記事】
茨城・日立労働基準監督署は、令和3年7月に発生した労働災害に関連して、金属屑商業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で水戸地検に書類送検した。スクラップをプレスする機械に安全装置を設けていなかった疑い。
労災は、同社敷地内で発生した。労働者がプレス機で空き缶の圧縮作業を行っていた際、機械と隣接する構造物の間に頭を挟まれて死亡している。
同社は、プレス機に対して戸や両手操作式の起動装置などによる安全装置を設けずに、労働者に使用させた疑い。
【令和4年1月11日送検】