土砂崩壊 3社の労働者が巻き込まれる 危険防止措置怠った1次下請を送検 三田労基署

2022.02.15 【送検記事】
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 東京・三田労働基準監督署は、雨水管取替工事現場で土砂崩壊の危険防止措置を怠ったとして、1次下請である建設業者と同社職長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで東京地検に書類送検した。同社の労働者を含む3人が土砂に巻き込まれ、骨折などのケガを負っている。

 災害は令和2年12月1日、東京都港区で発生した。職長は労働者らに対し、地中にある雨水管を取り替えるための掘削作業を行わせていた。道路の舗装版を剥がし、その下の土砂の掘削箇所に立ち入らせたところ、片側の土砂と舗装版が崩れ落ちた。同社の労働者、2次下請の労働者、元請の派遣労働者の計3人が巻き込まれ、最長で休業半年以上のケガを負っている。

 掘削箇所は、深さ約1.3~1.7メートル、長さ約15メートルで、舗装版は1枚0.8トンの重さだった。

 同社は斜面に金属の板を設ける土止め支保工などの危険防止措置を一切講じていなかった疑い。

【令和3年12月2日送検】

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